照屋亜紀 代表取締役社長 就任のご挨拶

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたび、大城司の後任として、(株)いとまんコミュニティエフエム放送の4代目・代表取締役社長に就任したことをここに謹んでご報告申し上げます。まずは、日頃より格別のご支援とご厚情、ご協力を賜っております地域の皆さま、関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。
FMたまんは、2025年4月に開局28年を迎えました。これまで、地域の多様な情報や文化、イベントを発信する情報発信拠点として、地域に根付いた放送を続け、住民の皆さまの暮らしを・心を豊かにする役割を担うことができたのは、これまで多くの皆さまのご支援とご協力があってのことだと思います。
弊社は、大半の番組を生放送にこだわり、県内でも唯一の電話回線の開放を行ってきました。これは、「いつでも・誰でも・どこからでも」ラジオ放送に参加でき、情報を寄せることができる体制をとるためであります。開局から30年近くが経過し、一人一台、スマートフォンを持つ時代に変化しました。情報の確実性・速効性が求められる時代となった中でも、電話回線を用いたラジオ放送は、今に適した放送の在り方であると自負しています。
また、近年、災害の発生頻度が高くなり、コミュニティラジオの防災への役割が増しています。しかし、日常での地域自治会との密接な関係がない限り、非常時の災害への取り組みは難しいものです。今後は、緊急時に求められる放送局としても、自治体や地域住民との連携を強化していく所存です。
そして、弊社は2年後、開局30年を迎えます。歴代代表らの想いを引き継ぎ、社員一同これまでに培った経験と実績、地域住民の信頼を基に、経営理念である「地域密着・地域貢献」に今一度立ち戻り、地域住民主体の放送局を目指し、努めて参ります。
変わりゆく社会環境の中で、業界を取り巻く環境が厳しさを増す折からその責務の重さを痛感致しております。つきましては、誠心誠意、社員一同、努力してまいりますので、今後とも、何卒倍旧のご支援、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。結びに、皆さまのご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。


令和7年6月19日
株式会社いとまんコミュニティエフエム放送
代表取締役社長 照屋亜紀

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Posted by 大城 作