映画に出ることになりました!
※記事作成後アップロードを忘れていたため今回は少し前の話になります。
ハイサイ、グスーヨーチューウガナビラ!映画俳優の作です。
・・・・・・・・・ごめんなさい。調子に乗りました。たまんスタッフの作です。
タイトルにもあるように映画に出ることになったので調子に乗っちゃいました笑
なぜ映画に出ることになったのかというと、毎週日曜日の午後3時からの番組、
『いとまん日曜映画館』のパーソナリティを担当している映画監督の中川陽介さんが新作映画を撮影するとのことで、
その映画にアナウンサー役として出演を依頼されたのです!
チョイ役とはいえ、事前に渡された台本を読んでみるとクライマックスに繋がる大事なシーン!
気合を入れて撮影に参加しなければ!!
映画監督 中川陽介!
さて、改めて映画監督の中川陽介さんを紹介しましょう。
中川さんが主宰する映画製作チームSOUTHEND PICTURESの公式ホームページによると
映画監督。SOUTHEND PICTURES主宰。沖縄を舞台にした数々の作品を世に送り出し、世界各地の映画祭に招待、上映される。
SOUTHEND PICTURES公式ホームページより
2009年に糸満市に移住し農業を開始。
小説家としても活躍しており、沖縄を舞台とする作品群で「おきなわ文学賞 理事長賞」や「第44回新沖縄文学賞」、「第69回地上文学賞」を受賞。
【これまでの映画作品と受賞歴等】
青い魚(1998年、監督・脚本/1998年ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待作品)
メダロット魂(1999年、シリーズ構成)
deperture(2000年、監督・脚本/1999年サンダンス・NHK国際映像作家賞優秀賞、2001年ベルリン映画祭ヤングフィルムフォーラム正式招待作品)
FIRE!(2002年、監督)
真昼ノ星空(2004年、監督・脚本/2005年ベルリン国際映画祭ヤングフォーラム部門正式出品)
群青 愛が沈んだ海の色(2009年、監督・脚本)
のぶゆきと母ちゃん(2020年、監督・脚本)
笑顔の理由(2020年、監督・脚本)
やくそく(2021年、監督・脚本)
海外の映画祭に招待されたり、有名女優の鈴木京香さんや長澤まさみさん主演の映画を撮ったりと改めて確認するとすごい・・・!
でも普段は糸満市喜屋武で農作物を作っているハルサー(ウチナーグチで農家のこと)なんです!
そんな中川監督の新作映画の情報は今年10月2日に行なわれたイベント『第1回いとまん日曜映画館』でも予告動画が流れ、来場者を驚かせていました。
また10月18日には映画の発表記者会見が行なわれ、テレビや新聞でも取り上げられたので既にご存知の方も多いと思います。
タイトルは『コザママ♪~うたって!コザのママさん!!~』沖縄市コザの銀天街を舞台にした作品で、ナント主演を務めるのは歌手の『ji ma ma(ジママ)』さん!
他にもジョニー宜野湾さんや仲座健太さんなど脇を固める出演者も沖縄の人気者ばかりのようです!
撮影当日!
そんな中川監督の映画に出るなんて・・・しかも私は演技の経験が学生の文化祭程度しかないので不安しかない・・・!
というわけでせめてなるべく迷惑を掛けないようにといただいた台本を熟読し、セリフを頭に叩き込みました。
といっても3行なんですけどね!笑
そして、11月19日(土)の撮影日がやってきました!
銀天街が舞台の映画ということで撮影は沖縄市のとある公民館で行なわれました!
私の現場への入り時間は16時だったのですが、撮影スタッフはその前から準備を行っていたようで既にカメラやステージの準備が進められていました。
皆さんへの挨拶も早々に到着してすぐにメイクをすることになり、『いとまん日曜映画館』の放送で時々ゲスト出演してくれる酒屋仁さんにメイクやスタイリングをしてもらいました!
プロのメイクさんにやってもらうのなんてもちろん生まれて初めて・・・自分じゃないみたいだぜ笑
私の出番は18時、それまで何度も台本を確認しセリフを暗唱して出番を待ちます。
いよいよ出番!
私の出演場面はji ma maさんが演じる主人公『上原由起子』がテレビに出演して歌うというシーンで、歌手の上原由起子を紹介して曲フリをするアナウンサーの役です。
撮影前は曲フリなんて毎日のように自分のラジオでやっているから大丈夫だと思っていましたが、いざカメラの前に立って照明が自分に当たりスタッフ全員が自分の方を見ていると緊張します!
中川監督は「大城くん、そんな緊張しないで大丈夫だよ!今回撮るのはパイロット版だから、これがいい感じに仕上がったら東京でちゃんとした作品撮るんだからさ!大城くんの役は・・・安住アナウンサーにしようかな笑」
「はい、TAKE130カットー!おいおい大城~しっかりしてくれよ~・・・みたいになったらどうする?笑」
といった感じで笑わせて、私の緊張をほぐしてくれました!
そのお陰もあって、本番はTAKE1でOKをもらえました!!
ただ、更に司会者っぽさを出すために曲フリした後に視線をカメラから舞台上の歌手に移す演技もしてみようという話になり、もう一度撮り直しました!
撮り直しのTAKE2ではセリフを噛んでしまいましたが、TAKE3で改めてOKをもらい、私の出番は終了しました!
ふぅ、TAKE130とかにならなくて良かった~笑
映画監督という仕事
中川監督からは自分の出番が終わったら帰ってもOKと事前に伝えられていましたが、映画の撮影に立ち会えるなんてなかなか無い機会なので、その後のji ma maさんの撮影も見学させてもらいました!
さすがプロの歌手、本番になると空気感が変わりものすごい迫力でした・・・!
ji ma maさんと話をしている時もそうですが、上に書いたように私と話すときも、スタッフと話すときも中川監督はよくジョークを言ってみんなを笑わせています。
休憩時間のときにそのことを聞いてみたところ
「監督という立場はどうしても現場では強くて、ほらニュースにもあったじゃない?セクハラやパワハラ・・・そうならないように距離感は凄く気を遣っているよ!」
と言い、撮影に楽しく臨んでもらって役者のいいところを引き出すのが自分の役割だと話していました。
確かに、私もとても緊張しましたが、その緊張は嫌な感じではなくワクワクして心地良いと思うようなものでした。
前作『やくそく』など見た後に気持ちが優しくあたたかくなるような作品は、中川監督のそういった想いが表れているのかもしれないと感じました。
まとめ
そんなこんなで撮影が終わったのは20時前、スタッフの皆さんは撤収作業があるとのことで私は先に帰らせてもらいましたが、本当に良い経験ができた1日でした!
中川監督によると映画の公開は1月とのこと!まずは沖縄市 コザの銀天街での上映会を行い、それから県内劇場で公開できるように調整していく予定だとお話していました!
来年の春には色々な映画館で見ることが出来るかも!?
その際には映画の中の私を探してみて下さいね!カットされてないことを願う!笑
続報が入った際にはたまんのホームページでもお知らせしていきます!
『コザママ♪~うたって!コザのママさん!!~』公開をお楽しみに!!