防災意識向上のための取り組み
FMたまんのある糸満市では災害に備え災害用食糧を備蓄しています。災害用食糧なので通常の食品に比べ長期保存が可能ですが、それでも賞味期限はあるため数年に一度食糧の入れ替えを行う必要があります。
その際、古いほう(※古いといっても賞味期限まで約3ヶ月ほどあります)の食糧は、防災啓発活動を行う際の普及啓発用として活用し市民の防災意識向上に役立てようという目的で自治会や学校、市民団体などに無償提供を行っています。
さて一旦話は変わりますが、FMたまんは『災害が起きた非常時に何が出来るか?』ではなく『災害が起きていない平時に何が出来るか?』がコミュニティ放送局にとって大事だと考えています。
FMたまんのスタッフ一人ひとりにも家族や財産があり自分の命があります。非常時にそれらを危険にさらしてまでラジオで情報を届けることは難しいかもしれません。スタッフにはまずは自分の身の安全を守るように言っています。
だからこそ『災害が起きていない平時に何が出来るか?』なのです。
普段の放送の中で防災に役立つ情報を伝え聞いて下さるリスナーの防災意識が高まることでみんなが『万が一』に備えるようになってくれることが一番だと思います。
そこで、先にお話した糸満市の備蓄食糧をFMたまんでも分けていただくことになりました。リスナーの皆さんにお配りすることで防災について考えてもらう機会にしたいと思います。
日時:令和4年3月11日(金) 午前10時より配布開始
配布物:災害用備蓄食糧 アルファ米(ドライカレー・わかめごはん・田舎ごはん等) 200食分
防災に関するリーフレット、糸満市津波減災マップ
注意事項:一人2食までとさせていただきます。数量に達し次第、配布を終了いたします。
賞味期限が近いため保管せず早めに食べてください。
マスクの着用など新型コロナ対策を行った上でご来場下さい。発熱など体調の悪い方のご来場はご遠慮下さい。
災害用備蓄食糧を貰って、家族で食べながら自宅の防災グッズの準備・点検を行ったり、非難ルートの確認、別々の場所で被災した時の連絡方法などについて話し合ってみてください!